結論からいいますと、「同じといえば同じ、違うといえば違う」です!
え?…という感じですが、実際はそんな感じです(笑)
ただ、これを聞いて、
と、お思いの方もいますよね♪
そこで今回は『3つの観点』からオンラインサロンとファンクラブの違いを分析していきますね♪
もくじ
オンラインサロンとファンクラブのそれぞれの定義
それぞれの定義はこちらっ!
オンラインサロンの定義
オンラインサロンは、月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称である。
作家、実業家、アスリート、ブロガー等、専門的な知識を持っていたり、ある分野で優れたスキルや経験を持つ個人、又は複数のメンバーが主宰者となり運営している。
引用:Wikipedia
現在、オンラインサロンと呼ばれるものも、いろいろなジャンルのものが存在しています。
例を挙げてみますと……
- ホリエモンに代表される、人気の火付け役でもある【ビジネス系・経済系・スキルアップ系】
- 個人の充実を図るようなジャンル、【美容ダイエット系・コミュニティ系・クリエイター系】
- 趣味の世界である、【スポーツ系・グルメ系・占い系】
ざっくり大きく分けて、この3つの利用動機になります(*´▽`*)
オンラインサロンとは、そのジャンルにおける有名人が開設していますが、あくまでもそのサロンに参加する人たちは、その人のファンだからということが参加の理由、とは一概にはいえません。その主宰者のノウハウ、知識に興味があり、「ヒト」より「モノ」を求めているといえるでしょう。
ファンクラブの定義
ファンクラブ (Fan Club) は、芸能人やスポーツチームなどのファンで構成される団体。または、その形式を用いたシステム。
引用:Wikipedia
こちらも例を挙げると、
- スポーツ選手やクラブチーム全体のファンクラブ
- 芸能人・アイドルといった個人やユニットのファンクラブ
などですかね♪
ファンクラブに入会することにより、チケットの先行販売やグッズの限定販売などの特典を受けることができますが、あくまでも「モノ」よりそのスポーツ選手や芸能人といった「ヒト」がメインの利用動機であるといえるでしょう。
つまり、オンラインサロンとファンクラブの違いとは、
それぞれに入会するときの利用動機
にあります!
まとめますと、定義としては、
オンラインサロン:「モノ」に集まる
ファンクラブ:「ヒト」に集まる。
ここの違いかなと思います♪
オンラインサロンとファンクラブの料金体系
オンラインサロンもファンクラブもどちらも有料であることには変わりませんが、それぞれ料金体系に違いがあるんですよー!
オンラインサロンの料金体系
オンラインサロンはは月額会費制をとってるケース多く、大体月額3,000円以上に値段設定しているサロンが多いです♪
アマゾンプライムやネットフリックスのような、いわゆるサブスクリプション形式のサービス(月額課金)である点が特徴的です。
映画や音楽を月額固定で楽しむように、知識やノウハウもサブスクで。という最近の流れに乗っています。
仮に3000円のオンラインサロンに入会したとすると、年間換算で24,000円ほどの支払いになりますね♪
決して安い金額ではありませんが、オンラインサロンに関しては、入会している方の大半は会社員などの社会人の方々でしょうから、決して手の届かない金額ではない良心的な金額と言えると思います^^*
基本的には気軽に入れるコミュニティである点が魅力となっています♪
「西野亮廣エンタメ研究所」は、月額1,000円で会員数が現在では4万人ほどいるオンラインサロンです。料金としては比較的低い設定ですが、会員数を考えれば単純計算で月に4,000万円になります。
知名度と話題性も相まってすごいことになっています\(◎o◎)/!
余談ですが、西野さんはこのオンラインサロンの売り上げを自分の懐にはいれていないようです。このオンラインサロンでの売り上げを映画の製作費やイベントの開催費、最近では美術館の建設費に回しているみたいです。
自分がというよりは、サロンメンバーに喜んでもらえるよう還元している、とも言えますね。
中には、高額ともいえるオンラインサロンも存在します♪
代表例としては、ホリエモンのオンラインサロン「堀江貴文イノベーション大学校」が挙げられます。
「堀江貴文イノベーション大学校」に入会している会員の職業は、会社役員や自営業、会社員が大半を占めます。
学生やフリーターなど若者は少ないため、月額11,000円という高額な値段設定となっていますが、一人一人の今後のビジネスに向けての投資ととらえるならば、このくらいの金額も納得、ということですね。
ファンクラブの料金体系
オンラインサロンは上記のような料金体系になっていますが、それでは次にファンクラブについても見ていきます。
有名人やアーティストの多くが作っているファンクラブ。
ファンクラブは、主な料金体系としては、「入会費+年会費」という形になります。
オンラインサロンが月額制のサブスクリプション形式であるのに対して、ファンクラブは年間固定のクレジットカードみたいなシステムになります。
それではファンクラブの相場を見ていきます。
まずは入会費です。
- 嵐:1,000円
- 西川貴教:1,000円
- 椎名林檎:1,000円
- Perfume:1,000円
- HYDE:1,000円
という感じです。
人気なアーティストだから高い、ということはなく、どこも金額を合わせている感はありますね!
ちなみに、この入会費はもちろん入会する初年度のみ!です。
次に、年会費です。
上記の入会費の例で挙げたアーティストで見ていきますと、
- 嵐:4,000円
- 西川貴教:4,000円
- 椎名林檎:4,000円
- Perfume:4,500円
- HYDE:4,800円
となります。
初年度の入会費と合わせても、年間で5,000円ちょっとですので、職業・年齢かかわらず、誰にでもハードルの低い料金設定と言えます。
ですが、もちろんこれはファンクラブに入る、ファンクラブ会員でいるための料金です。
ファンのみなさんはそれ以外にもライブ、コンサートやグッズ購入と、それぞれにお金を使うものかと思いますので、実際に好きなアーティストに費やす金額というのはもっと高額なものですよね。
金銭的にも好きなアーティストを後押しして応援する、というのもファンの心理としてあるかと思います!
以上、オンラインサロンとファンクラブの料金体系の違いは、
- オンラインサロン:月額制
- ファンクラブ:入会費+年会費
となり、
- オンラインサロン:料金=投資
- ファンクラブ:料金=応援、支援
といった意味合いがあると分けることができます!
オンラインサロンとファンクラブの活動内容
さて、先ほどまでオンラインサロンとファンクラブの定義と料金体系について見てきましたが…
オンラインサロンの活動内容
まず結論として、オンラインサロンの活動内容は、何でもありです。
オンラインサロンは、クローズドの空間の中で、主宰者が参加者に向かって一方的に何かを発信するものではなく、主宰者も参加者の一人となって活動をすることが多いからです。
では、具体的にまたまたホリエモンのオンラインサロンを例にして見てきましょう。
堀江貴文「堀江貴文イノベーション大学校」
このオンラインサロンの中では、宇宙開発、法人営業、求人、グルメ、不動産など40個にも分かれる分科会というグループが存在します。主にFacebookのグループを作り、その中で発言、討論、実行などが行われているようです。
◆ホリエモン主催
・各界有名人を特任教授のゲストとして招致
・メンバー限定生放送
・プロジェクト提案
◆グループ主催
・プロジェクトの提案、実行
・メンバー出演のオンライン動画
・グループ内のメンバー交流
などなど、それ以外にも多岐にわたります。
また、Facebookを用いたオンラインでの活動以外にも、オフラインの活動も活発です。ゲストを招いての定例イベントや、合宿、勉強会など実際に顔を合わせての交流も行われています。
このように、価値観の合う人たちとの、ビジネスや勉強会、オフ会など充実した内容となっています!
まとめると…
- オンラインサロンに入ることで、クローズドな空間だからこそ主宰者のいろんな一面が見える。
- それだけでなく、メンバー同士の新たな出会いやビジネスのチャンスといった、参加者の仕事もプライベートも充実させるオンラインサロンの活用方法がある。
と言えると思います♪
ファンクラブの活動内容
それでは、ファンクラブについても見ていきましょう。
結論から言うと、ファンクラブに入る=会員特典を得る、ということができます。
ファンクラブに入るということは、会員限定の特典を得るという明確な目的を持った方がほとんどかと思われます。
実際に、先ほどの見出しで例に挙げた嵐のファンクラブで見ていきます。
◆嵐 ファンクラブ「会員特典」
① コンサートの優先獲得権
② 年4回のファンクラブ会報
③ 各種メディア出演の情報メール
④ 番組、映画試写会の観覧
⑤ 記念品
と、なっています。
私も学生時代のときにも、友達が「今日の夜は、○○の番組に○○が出るから早く帰らなきゃ」とかよく聞きました(笑)。
でもやっぱり、ファンクラブに入る一番の大きな目的は、
- コンサートに行くため!
というところは全員共通でしょう!やはり、自分が応援する好きな芸能人に生で会えるというのがファンの一番の喜びです。そのためにファンクラブに入るというのが当然というわけです。
まとめると……
- ファンクラブに入ることで、様々な特典を得ることができ、応援したい芸能人を金銭的にも後押しできる。
- あくまで入会は前提条件で、入会後にライブのチケットなどを課金サービスが受けられるものが多い。
と言えると思います♪
芸能人=情報や機会を発信する側、ファン=特典やステータスを受信する側という構図になっていますね^^*
さいごに
今回はオンラインサロンとファンクラブの違いは何か?について3つの観点から分析してみました!
オンラインサロン、ファンクラブと一見同じようなものに見えますが、実際に調べてみると、似て非なるものと言えると思います。
ファンクラブは年会費もありますが、オンラインサロンは月額制となっているところがほとんどですから、オンラインサロンの方が金額的にも入会や退会のハードルは低いといえます。
ファンクラブは入会後に課金が必要なものが多いですしね♪
また、オンラインサロンには入会する人にもさまざまな利用動機の方がいらっしゃいます。
現在はさまざまな有名人の方が主宰者となり、オンラインサロンを開設しています。
少しでも気になるものがありましたら、まずは気軽に入会して、そこでメンバーの皆さんと出会い、交流しながら楽しみを見つけてみるのもいいかもしれませんね♪