オンラインサロンは入会して参加するだけではなく、最近は有名人以外にも一般の方でも自分のオンラインサロンを開設する方が増えてきました。
とはいえ、自分ひとりだけでは何かと不安なことも多いですよね。
開設するにはどのくらいの費用がかかるのか?そして、開設したら会費はいくらに値段設定するのか?など、運営者にお金の悩みはつきものです。
今回は、
「オンラインサロンを自分で開設してみたいけど、費用はいくらかかるんだろう…」
「オンラインサロンの値段設定はどう決めればいいんだろう?」
「金額の目安が知りたい!」
こんな運営者さんの疑問を解決するために!
オンラインサロンの値段設定の適切な金額や年会費などについてわかりやすく解説していきたいとも思います♪
もくじ
オンラインサロンの開設費用
では、まずそもそもオンラインサロンを開設する際に必要な費用のお話からさせていただきます!
結論からお伝えすると…
オンラインサロンを開設すること自体は無料で出来ます!
オンラインサロンは、自力で開設することができないか?というと実はそんなことはありません。
Facebookなどの無料ツール(媒体)を利用すれば個人でも開設は可能です。
ではなぜ無料で開設することができるのか?ということを開設までの簡単な流れとともに開設していきますね♪
オンラインサロンは以下の2つが満たせれば誰でも開設可能です!
- 交流(チャット)できる環境を作る
- 決済の仕組みを作る
ひとつひとつ説明していきますね!
交流(チャット)できる環境を作る
まず、オンラインサロンの会員同士で交流できる環境を用意する必要があります。
交流(チャット)できる環境については、「必ずこの媒体を使わないといけない!」といったことはなく、運営者の目的や趣旨に合わせて選べばOKです。
たとえば、
- LINEオープンチャット
- ChatWork(チャットワーク)
- discord(ディスコード)
- slack(スラック)
- note
といった媒体が挙げられます。もちろん他にも様々な媒体があります。
基本的にこれらの媒体(ツール)は無料で利用できるので、オンラインサロンで交流する環境をつくるのに費用は必要ない、ということです。
決済できる仕組みを作る
オンラインサロンの中には無料のものがあるので、その場合は決済の仕組みは不要ですが、
基本的にはオンラインサロンでは交流できる環境にプラスして、参加者が滞りなく会費を支払えるように決済の仕組みを作る必要があります。
この決済システムも様々なものが存在しています。
一例を挙げると、
- Paypal(ペイパル)
- Stripe(ストライプ)
- エキスパ
- STORES
- テレコムクレジット
など、他にもたくさんの決済システムがあります。
大半の決済システムは初期費用は無料のケースが多いので、オンラインサロンは無料で始められるんですね。
その代わり、毎回手数料はかかるので会員の方から支払っていただく金額の数%~数十%が毎回が決済会社に差し引かれます。
なので、実質はこの手数料が運営者の費用といえるかもしれませんね。
この手数料は使う決済会社によって大きく違うので、使いやすさや手数料などを相対的に考慮したうえで決済システムを決めるようにしましょう!
ちなみに、サブスクであるオンラインサロンは、入会時にクレジットカードを登録して毎月自動引き落としにしているサロンが大半ですよー!
オンラインサロンを個人で運営する場合以外に、DMMオンラインサロンなどのプラットフォーム(業者)を利用して開設することも可能です。
この場合は、
- 開設にあたり審査がある
- 手数料が必要(売上の20%程度)
といったデメリットがあります。しかし、いずれにしても無料で開設できることに変わりはありません。
オンラインサロンの値段設定の金額
続いて本題!オンラインサロンの適切な値段設定について説明します!
いざ、オンラインサロンを開設する媒体や決済システムが決まっても、自分のオンラインサロンの適切な金額を決めるのはなかなか難しいですよね…。
「わたしのオンラインサロンにこの価格の価値があるのだろうか?」
「高すぎて参加する方は全然いないんじゃないだろうか?」
など、悩みは盛りだくさん!ですよね!
わたしもそうだったのでよく分かります(笑)
なので、ここでそんな皆さんに「適切な値段を決める」ポイントをアドバイスしていきたいと思います!
値段設定のポイント1:同じジャンルのオンラインサロンをチェック
まずは、自分が立ち上げようとしているジャンルの競合オンラインサロンをチェックするのが大事です。
そのジャンルの代表的なオンラインサロンをいくつか調査して、規模(会員数)や値段設定、盛り上がり具合など、隅から隅まで調べましょう!
私の場合は実際に入会して、どんなことをやっているのか?主宰者の人はどのくらい交流に関わっているのか?といったことを全てチェックしたうえで、
- 模倣できるところ
- 改善できるところ
- 取り入れたくないところ
などを洗い出します。
そして、競合オンラインサロンと同じレベルの運営ができると思ったなら、同程度の価格帯でOKだと思いますし、それ以上の価値を提供できると感じたら値上げした価格帯が適切な価格という考え方ができますよね。
また、同ジャンルに大規模なオンラインサロンがあると、
「自分はこれ以上の価格に設定してはいけないんじゃないか…」と萎縮しがちですが、自分の色を前面に押し出し、違う部分で勝負すれば同じ価格帯で勝負しても全く問題ありません。
値段設定のポイントの1つ目は「自分が提供できる」を他のオンラインサロンと比べて測定するという考え方です。
値段設定のポイント2:過度に価格を下げない
オンラインサロンの価格はピンキリです。
有名人でもない芸能人でもない一般人の自分がサロンを立ち上げても、全然参加者が集まらないんじゃないか?と考えてしまいがちですが、その考えに固執してしまうのも危険です。
この考え方だと、価格を安く設定しがちです。
無料のオンラインサロンや100円、500円のオンラインサロンも中にはありますが、低価格な価格設定ですと、会員数は増やしやすいかもしれませんが、冷やかしや質の低い利用者が増えてしまう恐れがあります。
悪徳な商品を紹介したり、セミナーを案内したり、サロン内の雰囲気をわざと険悪にしたりと、悪意のある人が参加する可能性まであります。
Twitterを見ればわかるように、無料で誰でもコメントできる環境というのは、とても荒れやすく、発信者は叩かれやすい場です。
実際、その会員の存在によってほかの会員が退会する人数も増えてしまい、多くのオンラインサロンがのパターンで閉鎖に陥っています。
せっかくクローズドなコミュニティを開設するのに、「誰でも入れるようにする」というのは本来の目的にそぐわないと私は思います。
少なくても1,000円以上にするのが健全で安全な運営をしていく上では適切な料金だと思いますよー!
ちなみに、▶月額費用の相場はこちらの記事で紹介していますが、相場は3,000円~5,000円程度ですよ♪
値段設定のポイント3:目標額で決める
仮にオンラインサロンの収入を月30万円!という目標があれば、会費1,000円の場合には会員を300人ほど集めなければなりません。
一方、会費5,000円に設定した場合は会員を60人集めればクリアです。
他にも、月額費用だけでなく入会金を設定する方法もありますし、年会費をとる方法もあります。
自分の中でどうすれば目標の額に達成しやすいか?という思考で値段を設定をしていくと良いと思いますよ♪
仮にこの思考で会費を高めに設定したのであれば、オンラインサロンの提供するコンテンツを充実させ続けていく必要があります。
活気づくりやある程度先を見据えたプロジェクト進行・イベント開催など、主宰者がやれることはたくさんあります。
集客!という思考だけでなく、参加メンバーの満足度向上という考え方も大切になってきますよ♪
オンラインサロンの値段設定まとめ
今回は、オンラインサロンの値段設定の金額はいくらが適切なのか?を開設に必要な初期費用や月額料金の相場・その理由など踏まえながら説明させていただきました!
現在は、有名人や著名人だけではなく、一般の方も数多くオンラインサロンを開設しビジネスや趣味の輪を広げています。
オンラインサロンは開設するハードルは決して高いものではなく、初期費用も無料でできる方法もありますので、やってみたいオンラインサロンがある!という方は立ち上げるハードルはそこまで高くありません。
ただ、開設した後は、ある程度料金の設定は高くしてサロンの質向上に努める必要がありますし、一度始めてしまうと運営者の理由で辞めることは難しいです。なので、気軽に!というよりはきちんと主宰者として責任を持ったうえで始めましょうね♪